韓国料理といえば、どんなメニューが先に浮かびますか?
やはりサクサクな韓国チキン、焼き肉屋に行くと必ず頼むキムチ、サンチュと食べるとさらにおいしいサムギョプサルなど代表的な料理がたくさんありますね。
ただ、今日はちょっと特別な韓国の代表的なスープ料理、「감자탕(カムジャタン)」をご紹介します!
最近日本でもカムジャタンを楽しめるお店が増えてきています。
この前出前を頼みたくて開いたアプリでもカムジャタンメニューがありました!
ピリ辛でコクのあるスープが魅力のこの料理は、寒い季節にぴったりの温かい一品ですよ。

韓国では韓国焼酎と食べる料理というイメージも強いです
「감자탕(カムジャタン)とは?

감자(カムジャ)は一般的に「ジャガイモ」という単語でよく使います。
탕(タン)はスープのことです。
감자+탕 だからジャガイモが主な材料のスープだと思うかもしれませんが、
由来は実は違います!
※料理にはジャガイモもいっぱい入ります!
「감자(カムジャ)」は、韓国語で豚の背骨の軟骨部分を指す昔の言葉に由来しています。そのため、カムジャタンは豚の背骨とジャガイモ、さまざまな野菜をたっぷり煮込んだ韓国風スープです。
韓国では庶民のボリューム満点な食事として愛されており、特に二日酔いに効く解酔(ヘジャン)料理としても人気があります!

二日酔いで食べに行って、上手くてまたお酒を飲んじゃったという人、結構います(笑)
カムジャタンの特徴
🍖 コクのあるスープの秘密
カムジャタンのスープは、豚骨をじっくり煮込んで作る旨味たっぷりの出汁が特徴です。
エゴマの粉(들깨가루)を加えることで香ばしさをプラスし、ピリ辛の唐辛子とさっぱりとした白菜が合わさり、深みのある味わいを楽しめます。

エゴマの粉(들깨가루)
🥔 じゃがいもと野菜の調和
ジャガイモだけでなく、白菜、エゴマの葉、ネギ、玉ねぎなどの野菜がたくさん入っています。
ほくほくに煮込まれたジャガイモは、スープの味を吸収して柔らかくて甘い味になります。😊
✨お好みで楽しむアレンジ
カムジャタンは辛さを調節可能なので、辛いのが苦手な方でも楽しめます。
〆には麺やポックンパプ(焼き飯)を入れると最高です!
アレンジ方法をもって見てみましょう

カムジャタンポックンパプ (감자탕 볶음밥)
カムジャタンをもっと美味しく
グツグツと煮込む様子を楽しみながら、熱々の状態で食べるのが一番おいしいです。
韓国では、ご飯をスープに混ぜて食べたり、春雨を追加したりして楽しむこともあります。

ラーメン& 春雨Ver

チーズトッピング

ムグンジ Ver
ムグンジとは?
「묵은지」(ムグンジ)とはは、熟成したキムチです。
発酵・熟成させたキムチは酸っぱさが強くなります。好き嫌いがあるかもですが、わざとムグンジにしてから食べるくらい、特定の料理にはとても合います。
カムジャタンはどこで売ってる?
最近では日本でも、韓国料理専門店でカムジャタンを提供するお店が増えてきています!
特に、東京のコリアンタウンである新大久保や上野、三河島。そして大阪の鶴橋(つるはし)では気軽に見つけられますよ。
出前サイトやグーグルマップで「韓国料理」や「カムジャタン」で検索したら意外と近所にお店があるかも?!
皆さんも、温かくてコクのある味わいを楽しめるカムジャタンにぜひ挑戦してみてください!
カムジャタンのレトルトも多く販売しています!
▼BIBIGO カムジャタン

▼故郷 カムジャタン

▼モランボン カムジャタン

▼ノンシムのカムジャタンラーメン (販売中止)
